2017年6月21日水曜日

Ph.D(政治学)を目指すようになったきっかけ

 いきなり更新が滞ってしまいましたが(/o\)、今回は私がアメリカのPh.D(政治学)を目指すようになったきっかけについて書こうかと思います(誰が興味あるねん)

 一番のきっかけは、大学時代にとった「国家安全保障」の授業だと思います。
 大学入学までの私は、特に将来何がやりたい!という熱意を持っていたわけでもなく、ただインディ・ジョーンズがかっこいいから、という理由で大学で考古学を専攻(今振り返っても恥ずかしい…)。当然のことながら鞭やアクションなど皆無の現実の考古学の厳しい洗礼を受けながらも、それなりに楽しんでいた私。
 しかしながら、大学2年生も終わりになると、そんなダメな私でもそろそろ真剣に将来のことを考え始めます。考古学は面白いけれどれも、将来それで食べて行きたい!というほどでもなく、どうしようかと考えておりました。ちょうどその当時(今もですが)北朝鮮のミサイルや中国の領海侵犯等が話題になっていましたので、自由科目として何気なく「国家安全保障論」(National Security)という授業をとってみました。それが楽しいのなんの!もうこれだ!これで将来食べていきたい!と思うほど、国家安全保障や国際政治学にハマってしまいました。
 もっと国際政治学を勉強したい!と考えた私は、即座にイギリスへの留学を決意。なぜその時はアメリカではなくイギリスかというと、イギリスは1年間で修士が取れること、また、国際政治学を学ぶ過程で、ウィンストン・チャーチル首相にあこがれを抱いたからです(ただのミーハー)
 そんなこんなで無事イギリスのBirmingham大学とLSE(London School of Economics)で国際関係の修士号を獲得。そのまま博士課程行って、研究になりたい!という鼻息だけは荒かったのですが、完全に親のスネをかじって留学していたので、さすがにこれ以上頼るのは忍びなく、また、研究者になる前に、社会人経験があってもよいかと考え、いったん日本に帰って就職。
 帰国後、いつのまにか7年が経過し、その間に結婚もしました。博士課程への情熱は消えておりませんでしたが、なかなか仕事を辞めて博士課程に挑戦する踏ん切りがつかないでいました。しかしいまや30歳も過ぎ、今こそ挑戦しないと、年齢的にも家庭の事情的にも難しくなるかもしれないと思い、ようやくアメリカの博士課程に挑戦することを決意!今回アメリカを志すのは、もちろんアメリカの国際政治学や安全保障学のレベルの高さも大きな理由ですが、アメリカの博士課程は奨学金制度が充実しており、授業料だけでなく生活費も支給してくれるところが多いので、家庭もちの私には何より魅力だからです。
 
 何やら思いだけが先行してやたら長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。今後の投稿は、もう少し短くまとめたいと思います(^^;) 

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